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アニメ版 少女革命ウテナの感想 前編 <ネタバレ注意>

今回は、アニメ版 少女革命ウテナの感想について書いていきたいと思います。
少女革命ウテナは、少女漫画版、映画版とありますが、今回はアニメ版の少女革命ウテナについて書いていきます。
ネタバレが苦手な方はブラウザバックを推奨します。












~大まかなあらすじ~

王子様になりたい天上ウテナは、鳳学園に入学した。
才色兼備で男装の彼女は瞬く間に人気になった。
そんなある日、薔薇の花嫁と呼ばれる姫宮アンシーが生徒会副会長 西園寺に暴力を振るわれているところを目撃してしまう。
憤るウテナに西園寺は「彼女は僕の花嫁だ」と言い、このような扱いは当然というように振る舞う。
ウテナは西園寺に決闘を申し込み、薔薇の園にて決闘を行う。
初めての決闘に勝利したウテナ
勝利した特典として、薔薇の花嫁の姫宮アンシーを獲得することになってしまった。
ウテナは薔薇の花嫁を巡る決闘に巻き込まれる日々に身を投じることとなるのだった。













少女革命ウテナとは〜

少女革命ウテナとは、輪るピングドラムや、ユリ熊嵐、アニメ版 美少女戦士セーラームーンを手掛けた幾原邦彦が監督を務めるTVアニメです。

輪るピングドラムについては以前記事にしましたので参考にしてください。↓↓↓
https://misomiso.hatenablog.jp/entry/2018/05/14/174444


話の内容は、先程あらすじで説明した通りです。
少女革命ウテナは、宝塚のような美しさはもちろん、少女漫画の毒々しさ、恋愛の厳しさ、決闘というバトルシーン、あまり注目されなかった同性愛に深く踏み入った作品です。
とても好みが別れる作品ですが、私はよく見直しています。
幾原邦彦らしさ、を肌身で感じることが出来、輪るピングドラムを好きな人にはぜひ見て欲しいです。




















~感想~

少女革命ウテナの好きなところはやはり、人間関係です。
魅力的な数多くのキャラクターがいますが、どこか難があり人間らしさを覗かせます。
そのキャラクター達が織り成す人間関係が現実的で魅力的に見えるのです。
主要キャラクターの天上ウテナはもちろん、薔薇の花嫁である姫宮アンシー、当て馬のような扱いをうける西園寺も、この人間関係に巻き込まれていきます。この辺りは次回、後編としてまとめておきたいと思います。

少女革命ウテナの大まかな感想として特筆すべきことは、少女漫画のような雰囲気で行われる「王子様になるということの難しさ」です。
少女革命ウテナは、アニメのように特徴的でわかりやすく、ありえないような経歴のキャラクターたちが「王子様」を目指します。
「王子様」を目指す理由は千差万別で、純粋に王子様になりたい人もいれば、ただ姫宮アンシーが欲しい人、世界を変える力が欲しい人がいます。
本当にバラバラで、理由はあまり被りません。
それでも、ほとんどの人は天上ウテナに敗れます。
天上ウテナが王子様を目指す理由は、ただ純粋に「本物の王子様になりたい」ということです。
だから彼女は、男装もするし立ち振る舞いも紳士です。
女の子なのに王子様になりたいと思うなんて、無謀だと考える人もいるかもしれませんし、実際そう考えるキャラクターもいました。
だけど最後にはウテナに負けてしまいます。
それはウテナが主人公だからと考えるかもしれませんが、私はその純粋な「王子様になりたい」という気持ちが1番お姫様にとって必要なもので、それこそが人を「王子様」にさせるのだと感じました。


今回の感想は以上で終わります。
次回は、少女革命ウテナの登場人物の関係について掘り下げていきたいと思います。