徒然趣味

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明日も彼女は恋をする を読んでみた。(ネタバレ注意)

今回は、前回の昨日は彼女も恋してたの下巻にあたる、明日も彼女は恋をするの感想を書いていきたいと思います!ネタバレを多く含みますので注意してください。
前回の記事はこちらです→https://misomiso.hatenablog.jp/entry/2018/05/28/164340


~感想~
昨日は彼女も恋してたを読んだ人はもうわかっていると思いますが、前回のラストはびっくりしますよね。
私は驚いて下巻を買いに行きました。
なんで主人公が?もしかしてタイムパラドックスが起こったのか!?と頭でぐちゃぐちゃになりました。
タイムパラドックスはタイムトラベルの鉄板ネタですから、上巻下巻という構成なら絶対入れておきたいネタではありますね。今だと冷静に考えられます。(その時は全く冷静ではありませんでしたが…)
明日も彼女は恋をするという下巻を読めば全ての謎は解かれます。
アホな私の頭では、1回読んだだけではさっぱりだったので軽く整理していきたいと思います。
1番は自分で読んでみて考えることですので、今更ですが興味を持った方はぜひ読んでみてください。


~ネタバレしかありません 注意してください~


昨日は彼女も恋してたに出てくる主要人物は、ニア、マチ、松平の3人でした。
小さなマチや小さなニアも出てきますが、それは置いといて考えています。
そして、明日も彼女は恋をするはマチが消えた9年後の世界とニアが消えた9年後の世界から始まります。
この時点でもう既にややこしいので、先にネタばらしをしてしまうと、上巻で読んでいたニアとマチの物語なんてなかったということです。
ニアは主人公ではなく、主人公は玻璃 綾乃。
マチと一緒にいた主人公は玻璃 綾乃だったのです。
そしてニアと一緒にいたのは、裏袋 美佳。マチという女の子ではありません。

昨日は彼女も恋してたから明日も彼女は恋をするの主人公は玻璃 綾乃と裏袋 美佳であったと言っても過言ではありません。
僕で語るのが玻璃 綾乃、私で語るのが裏袋 美佳であったということです。いわゆるミスリードというやつです。
余計ややこしくなってきたと思うので、続いては、登場人物紹介をしながらまとめていきたいと思います。

玻璃 綾乃 (ヤガミ カズヒコ)
癖毛が特徴の大学生。
マチに気まずい思いを抱いている。
自転車レースの2週間前にタイムトラベルする。
きっかけは9年前の自転車レースでマチと盛大な喧嘩をしてしまって、そのままマチが本土の方に行ってしまい喧嘩別れとなっているから。
マチを救うためなら何でもする。
タイムトラベルをした後の自転車レースで林田 近雄を助けたことで、2週間後マチが死ぬことを運命づけられる。
マチを救うためにニアをもう一度救うことが叶わず、マチのために9年間島に居続ける事を決める。

井上 真理 (マチ)
車椅子の少女。
いつも不機嫌そうで攻撃的。
9年前の自転車レースで玻璃とは喧嘩別れしている。
自転車レースの2週間にタイムトラベルする。
本土に引越した頃、自転車に乗っていた時に事故で跳ねられ、車椅子になり島に帰ってくる。
タイムトラベルをした玻璃が近雄を救った自転車レースの2週間後、大嵐の中船が転覆して死ぬことを運命づけられている。
ニアが死ぬことでマチは生きることができる。

林田 近雄 (ニア)
茶髪の優しげなイケメン。
本当は9年前の自転車レースで事故死したはずだったが、玻璃の助けにより生きることになる
大嵐の日の2週間前にタイムトラベルする。
2週間後の大嵐でニアの代わりにマチが死ぬことが運命づけられている。
本当は死にたくなんてないが、自分が生きていると裏袋 美佳が車椅子生活になること、そして自分を救ってくれた玻璃のようなヒーローに憧れているため運命を受け入れることを決める。

裏袋 美佳
車椅子の少女。
いつも不機嫌そうで攻撃的。
大嵐の日の2週間前にタイムトラベルする。
9年前の自転車レースではなく、8年前の自転車レースで転び、ニアに追突され車椅子に乗るようになる。
ニアを嫌ってはいるが恋心を抱いている。
ニアがいなくなったことにより歩ける足をもう一度手に入れるが、ニアを見捨てた玻璃(ヤガミ カズヒコ)がマチの死を認めなかったように、自分もニアを死を認めないことを決め、執念にかられるようになる。ニアを救うためなら何でもするようになっていく。

と大まかにまとめてみました。
ほとんどネタバレでこの作品のいいところ詰めになってしまいました。申し訳ありません。

私がこの作品で好きなところは、主人公である玻璃の、マチに対する気持ちは非常に強く彼の全てであり、それがこの物語の肝であるのですが、そんな玻璃がいたことで裏袋がニアを取り戻すために執念を燃やすことを決断するところです。
もし、玻璃が裏袋の立場でマチが死ぬことを運命づけられていて、ニアのように死ぬことを受け入れていたら。裏袋のように命の全てをかけてマチの意思関係なくマチを救うことを選んだと思います。
それは、もしもの話でそれ以上でもそれ以下でもありませんが。

続編が書けるようなラストでしたが、私も玻璃と同じくこの物語が続かないことを望みます。誰も報われないと考えてしまいますから。

以上で感想を終わります!
気になった方はぜひ読んでみてください。